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数字でひも解く!夫の身だしなみについて 妻が「気になる」と回答した○○が47.9%!その実態に迫ります。

新生活は見た目も心もフレッシュに。春になって、さぁ、夫婦そろってお出かけしよう!・・・という方も多いはず。
しかし、その前に・・・夫の身だしなみで、気になるところはありませんか?
聞けそうで聞けない“配偶者の身だしなみ”。今回は、妻が夫について何をどう気にしているのかを調査したアンケート結果をご紹介します。
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妻が気になるのは、夫の“ニオイ”
妻目線で「夫の身だしなみで気になることがあるか」を質問したところ、「気にしている」が76.2%となりました。さらに最も気になることについては、“ニオイ”が1位で47.9%と、妻の約2人に1人が夫の“ニオイ”に悩んでいることも発覚。意外と“薄毛”よりも“ニオイ”の割合が高く、男性側が思うよりも女性側は夫の薄毛を気にしていないという結果になりました。
※「図表:(妻目線で)夫の身だしなみで気になることはありますか?」
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夫は“身だしなみ”に、どこまでお金をかける?
夫婦間で問題意識のある“ニオイ”や“身だしなみ”ですが、では一体どんなケアをしているのでしょうか?
そこで、夫が自分専用のアイテムとして使用しているものを聞いたところ、シャンプーが1位で43.9%、ついで洗顔料40.6%、デオドラント剤39.6%でした。
※図表:夫が自分専用のアイテムを持っているもの
また、夫の理美容室利用状況についても掘り下げてみました。
その結果、夫の世代が30代以下では美容室利用が43.9%、理容室利用が41.4%とほぼ半々だったのに対し、40代になると理容室が61.2%と美容室を大きく上回り、50代では美容室が13.4%、理容室が75.1%、60代以上では美容室が5.4%、理容室が82.1%と世代が上がるに連れ、理容室利用の割合が増える結果となりました。※図表:夫の理美容室利用状況について
理美容代についても、夫が理美容室を利用していると回答した696名を対象に理美容代について聞いたところ、夫の世代が30代以下では「夫のお小遣い」からが52.2%、「家計」からが47.8%で約半々でしたが、40代以降では「夫のお小遣い」から出している割合が多いことがわかりました(40代64.7%、50代77.2%、60代以上73.5%)。
※図表:夫の理美容代について
年齢があがるにつれ、夫個人のお財布から費用が出ている割合が高い結果に。
なぜか少し複雑な心境になってしまいますね。 -
まとめ
さて、アンケート内には、夫の身だしなみに対するこんな妻の本音も。
「体臭が強いタイプで本人も気にしていますが、かといって対策してくれるわけでもなく…。あまり言うと『傷つく』と言われたので、密かに消臭対策しています。男性でも使える(スーツのジャケットでも目立たないような)黒の汗わきパットが発売されればいいのにといつも思っています。」(妻30代以下、夫30代以下)なかなか言いにくいと訴える妻の心情も理解できます。しかしすでにこうした男性の身だしなみケア商品を出しているメーカー様もいますので、要チェックかもしれません。
その一方で、「仕事で相手に迷惑がかからないように清潔感を保ってほしいし、私もそれなりに気を遣って送り出しています」(妻50代、夫50代)といったように、夫に若々しく、周囲の人から清潔感のある男性として見られてほしいといったコメントもあり、「身だしなみを整えて、いつまでも若々しい姿でいてほしい」(妻40代、夫50代)という本音も垣間見られました。
一筋縄ではいかない夫の身だしなみ問題。
夫婦それぞれの視点を数字を通して見てきましたが、なんとかしたいと思っている1位が“ニオイ”であり、色々と悩む夫婦の姿が浮き彫りに。節約志向の昨今でも、身だしなみのケアに使うお金を、全く削っていないのも現実的でした。販促にいかせる情報を追いかけるミセナカジャーナルでは、今後もこうした数字をシェアしていきます! 次回はこうした男性向けの身だしなみトレンドのニーズに応える、オシャレ理容室を訪問します!ぜひご期待ください。
※データの引用元について
フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールド株式会社
「配偶者の身だしなみ意識」
実施期間:2015年5月14日~5月20日
対象:30代~40代の主婦を中心に実施(有効回答者数は806名(平均年齢45歳))
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